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 はっきりさせたくて会いにいった
ちょっとした気持ちだったんだ
最初はね
最初は

だってきっと最後だと思ったから

もう会うこともないはずでしょう?

廊下ですれ違うことももうない



でも
なんでだろう
話すうちにね

あの感覚が胸をかけぬけた

最後にしたくないなあって思った



触れた手はぬるい温度
冷たいねと言ってくれたあの人



別に彼女という肩書きが欲しいわけじゃない

だけど、側にいたいと思ってしまった







来年の春に
また会おうか、と。


あたしそういうの嫌いじゃないよ

って言ったら、笑った





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過去



私は大学に入って遊ぼうとは思ってない

大学でやりたいことはいっぱいある
勉強もして、運動もして、バイトでためたお金で留学もしたい




「あんなに家を離れたがっていたのになんで残ることにしたの?」
と友達によく聞かれるけれど

私はこれが最後の親孝行と思ってる
年をとって思うようにならなくなっても、母は私の手を借りようとする人間ではない。
父は自由な人だから、あてになるはずもなく
子供だけを頼りとする母の傍に、私も姉も居なくなってしまったら
寂しい思いをするのは目に見えている

ふと考えるのは
「母の人生は、幸せだったのかな?」
ってこと。



中学に入学したころだった
母と父の口論が絶えなくなったのは。

もう昔のように家族で出かけることも、旅行に行くことも
四人そろって食卓につくことも、もう今はない



自分でも割り切ってるはずだった
時が経つとはこういうものなんだと
幸せな時間が一時でもあっただけで、よかったのだと



でも

「あなたたちが子供だったから我慢してただけ」



そう母の口から聞いたとき

もう何も分からなくなった


「実家が許してくれれば実家に帰っていた」


「離婚して生きていけるのならとっくにしている」
と言い放つ母に何も言葉は出なかった


母の人生は幸せだったんだろうか










私は母に、本当によく似ていると思う
鼻や脚の形、目

人の感情に敏感なところ
意地っ張りで頑固なところ

そして
寂しがりやなのに強がりなところ




だから、私にはわかる


「東京に行ってもいいのよ」と
簡単には言うけれど

独りになったら母は、布団にうずくまって一人で泣くのだろう
現に何度も見てきたから。








東京に行きたい。


親元を離れて自分が独りでどれだけやれるのかを
試してみたいと思った
日本各地から多くの人が集まる大学にいって
たくさんの人に触れてみたいと思った




だけど私が最終的にこの場を選んだのは
絶対絶対言わないけど・・・
母のためでもある



というか、私自身が後悔しないためなのかもしれないけど




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おくれましたが・・・
 無事に大学、合格することができました!

正直受かってるなんて思っても見なくて
番号を見た瞬間は本当に夢かと思った

はれて私も女子大生

卒業もして
東京や関西のほうに行ってしまう友達もいて

ばいばい、なんてまたすぐに学校で顔を合わせるような
そんな別れをしてきたけど
次いつ会えるのかな、なんて考えるとしんみりしちゃうね



大学での目標は

ちゃんと自立した人間になること



頑張ります


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三年間
 
私の長い、長い三年間が終わった

入学したてのあのころ、ご飯ものどを通らなくなるような
不安と悩みを抱えていたあのころを思い出すと笑えるくらい
私は成長した、と言い切れる



「卒業おめでとう」

それだけが言いたかったの


学校での三年間は、部活、勉強、文化祭、体育祭
大好きな友達に囲まれて本当に素敵な毎日を送ったと思う
だけどそれと同じくらい

あの人との二年間は 私にとって、とてもとても
重いものだった

ううん
二年間どころじゃないね

あの冬からもう四年が経つんだね




涙が出たのは、

「これが最後だから」

と言い切られたから。






死んでしまう人と、生きているけど会えない人
どう違うんだろう


もう二度と連絡は取らないと、
友達には戻らないと

そうやって私たちがゼロに戻ってしまったことは
私にとってあなたが、あなたにとって私が
死んでしまったことと同じじゃあないのかな



過去を殺すのは自由

そう言ったあなた自身は
私との過去を殺そうとしているの

それとも乗り越えるだけの強さを持っているのか






学校といった枠を出て
私たちはもう大人になろうとしている



もしどこかで出会ったとしても、あなたはもう私に微笑みかけてはくれない


いくら後悔しても、涙流しても、心の中で叫び続けても
もうきっと、届くことはないんだね







どうか、どうか
忘れないでいてください



もう二度と、会えなくていい 
笑い会えなくても 赤の他人に戻ってしまったとしても

それでもいいから






どうか私との思い出を、忘れないでいてほしい





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終わりました!私の受験〜
今は結果待ち

結果は全然わからないけど、駄目でもそれが自分の実力ってことで
ちゃんと受け止められると思ってる
あと一年ぐらい頑張れるよ、きっと。


入試が終わってからはちょっとだらだらしてる
私の学校は卒業式が遅いからまだなんだけど、
朝から学校行ってみんなとおしゃべりしたり
体育館で遊んだりして本当に楽しんでる
まだまだ卒業なんて、したくないよ

この制服を着られるのもあと何日だろう

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